熱中症対策
これ迄は、気温30℃以上の真夏日が続いて暑いと言っていましたが、今年は毎日35℃以上の猛暑日が続き、例年より気温が5℃以上上がった様な気がします。
しかも、殆どが体温より高温、これじゃ熱中症になっても不思議じゃありません。表は兎も角、室内でも倒れてしまいますね。
ところで、熱中症はどうして起こるのでしょうか。
国の広報や大学等で公表しているのは、“熱中症は体温が上がることによって起こる機能障害”と言われています。
そして、その対策は“小まめに塩分や水分を取る”ことが重要とされています。
しかしながら、子供さんやお年寄りは小まめに塩分や水分を取る事は非常に困難です。従って、熱中症が無くならないのは当然のことと思います。
ここで重要なのは、“体温を上げる要因を失くす“事にあります。
体温を上げる最も大きな要因は“輻射熱”で、建物においては“遮熱材”で全体を囲う事が有効です。もし、全体が難しい場合は、少なくても夏場熱の侵入の最も大きい“屋根や天井、或いは南や西の壁面”等の遮熱が有効です。
一般的には、天井裏に遮熱時を敷き詰める方法ですが、壁面等は現在の壁クロスの更に室内側から“内装用遮熱材”を貼ることが効果的です。
遮熱をすると、夏場の冷房費だけでなく、冬場の暖房費も少なくて済みますので、電気料の削減にもつながります。
2018年7月23日 更新