トップヒートバリアーとは

 遮熱は正しい理論と的確な工法で施工

 

遮熱材は、金属の輻射熱に対して高反射率の性能を利用していますが、素材はそもそも金属です。金属は熱を伝え易い性質を持っています。熱を伝え易い物質は、結露の要因も持っています。

 

しかし、遮熱材の周囲環境を変える事により、逆に結露防止材として使用することもできます。例えば、食品関係の冷蔵倉庫の結露対策等には遮熱材が沢山使われています。このように、遮熱材はただ貼れば性能が向上するわけでなく、長期耐久性や最大限の熱効率を引き出すには、正しい熱の理論を知り、的確な施工法が必要となります。

私どもが取り扱っていますトップヒートバリアーは、弊社で開発、試作、試験を繰り返した結果製品化された高性能遮熱材です。


又、私どもは施工法の開発も常時行っていて、低コストで出来る数々の工法を開発し特許も取得しています。これらを総合して、40パターン以上の施工マニュアルを作成し、どんな条件下の設備や建物でも対応出来るようにしております。

 

 

 遮熱の基本

暑さ寒さは、気温(温度)と輻射熱の量で決まる。

 

気温25度でも、表に出るとジリジリ汗が出るほど暑さを感じます。思わず木陰や建物の影に入ると涼しく感じます。体温36.5度より低い温度なのに何故暑さを感じるのでしょうか。

 

これは、太陽からの輻射熱が人体に照射されることによって、体自体が温まってしまうためです。

 

下図は、日陰と日向の違いを描いています。ざっくりですが、風が吹いていると日陰も日向も温度も湿度もほぼ同じです。しかし、日陰に入ると明らかに涼しさを感じます。

 

 

私たちが暑さを感じる原因

実は気温だけでなく輻射熱によるものも大きいのです。

 

 熱の正体

 トップヒートバリアー遮熱工法の効力

遮熱をすると体感温度が全くかわります。室内30℃でも暑さを感じなくなります。無論、冬場は低温でも寒さを感じにくくなります。

 

体感温度が変わる事によって、エアコン等の冷暖房の使用頻度が大幅に減少します。

 

しかも、室内の熱を屋外に逃がしませんし、屋外の熱も室内にとり取り込みませんので大幅な省エネ・省コスト効果をもたらします。

遮熱シートトップヒートバリアーを貼るだけ!室内温度29℃でもエアコンなしでいられます。

 

遮熱する事により室内温度は外気温より下がります。更に輻射熱がカットされる事により体感温度が変わりますので、エアコンなしでもいられます。

 

したがって、屋内・屋外を問わず高温や多湿等が原因となって起こる熱中症や暖かいところから、浴室やトイレなど寒いところに移動したとき、急激な温度変化によっておきるヒートショック。

 

さらには、冷房が強く効いたエリアに長時間いることによっておきる冷房症などの防止として効果があります。

 

 遮熱材の性能良否判定方法

 断熱の考え方が大きくかわる

 輻射熱の反射工法から(反射空気層)伝導熱の阻止工法へ(直貼り)

 

遮熱は100年以上前から施工されているようですが、全て輻射熱の反射が基本です。即ち、遮熱材の表面で輻射熱を反射させる工法です。

 

この工法ですと、反射空間を作るため胴縁等スペーサー工事が必要でコストアップになったり、輸送車等狭い空間では反射空間自体が余分な空間となり、輸送コストを上げてしまうと言う事もあります。

 


弊社が開発した伝導熱の阻止工法は、基材の熱源の反対側に遮熱材を直貼りする工法です。熱源側からの輻射熱、伝導熱、対流熱を基材に吸収させると伝導熱のみとなります。この伝導熱を、熱源の反対側に接着剤や両面テープで遮熱材を直接貼ることにより阻止します。誰でも簡単に施工でき、施工期間や施工費用も大幅に削減可能な工法です。