冷房病

 

最近、熱中症と同様、夏場の病気として増加しつつある病気に冷房病があります。昔は、製氷業や冷凍倉庫業等寒い環境で仕事をする人の病気と思っていましたが、今や子供からお年寄りまであらゆる層でこの病気にかかるようです。

この病気にかかる要因は、エアコンによる体の冷えすぎと、冷房の効いた室内と暑い屋外の温度差に体がついていけない事で、これらによって起こる自立神経失調症のようです。

 

一般には、室温25℃以下に下げるとこの様な症状が起こりやすいようです。

 

では、この病気を防止するにはどうしたら良いか?

 

 

答えは簡単、エアコンを使用しないで済む環境を作ることに有ります。

 

人体の体温上昇させる要因は、気温や湿度の他に輻射熱(電磁波)の影響が大きい事は知られるようになりました。

しかも、建物を出入りする熱の75%は輻射熱と報告されていますので、この輻射熱を阻止する事が重要となります。

 

建物全体にトップヒートバリアー遮熱材を使用した新築住宅では、夏場エアコンを使用した日数は極わずか、又使っても極短時間だったという知らせが多くあります。

 

既築建物においても屋根、壁、床等全体遮熱をすることが望ましいのですが、先ずは最も施工が安く効果の大きい天井面の遮熱をお勧めしたいと思います。

 

 

 

 

 

投稿日2017年8月21日

 

2017年08月24日